KABEの中小企業診断士受験ブログ

中小企業診断士合格を目指して勉強中

なぜ中小企業診断士を目指すのか?

これから中小企業診断士の勉強をやっていきます。
そこで、私が中小企業診断士になりたいと思った理由を書きたいと思います。

中小企業で働く毎日

現在30代後半の私は、約15年間中小企業で働いています。
仕事を始めた当初は企業の経営がどんなものかもよく分からず、自分が会社の役に立っているのかどうかも分からない日々でした。
そんな私ですが、10年以上も同じ会社で働いていると色んなことが見えるようになり、仕事で成果を出すとはどういうことなのか、自分なりの道筋のようなものが出来てきました。

会社における私の業務は「営業事務」と「情報システムの活用」がメインです。
プレイングマネージャーと言うと聞こえはいいですが、実際は日々の業務に追われる中で、本当に重要な仕事、会社の将来の価値を向上させるような仕事はなかなか出来ていません。

足りない時間、無い権限

30代になってから、デジタルスキルの勉強に力を入れるようになりました。
Excelの勉強をしたり、プログラミングの勉強をする事で、日々の業務を効率化することが出来るようになりました。
その中で、デジタル技術の活用による業務の改善が会社をより良くする有効な手段だと確信するようになりました。
しかし頭では会社の様々な課題に取り組みたいと思っていても、実際には日々の業務に追われる中で、時間が過ぎていきます。

また、自分がやりたいと思った施策を実際に実現するには様々な制約が存在します。経営者の承認が必要だったり、予算が必要になったり、周囲の理解を得られなかったり。
自分のやりたい事と、出来る事の間にあるギャップが中々埋められないもどかしさを感じていました。

ただ、それは当たり前のことで、ほとんどの中小企業においては社長がオーナーでもあり、あらゆることを決定する権限を持っています。
社長と社員のヴィジョンが100%一致すればそんなに幸せなことはないでしょうが、現実にはそんな事はありえないでしょう。
サラリーマンとして企業で働くという事はそういう事です。
また、経営者のヴィジョンを実現すべく日々の仕事を通じて信頼を積み重ねていく中で評価や報酬を上げていく、という事も非常にやりがいのある事です。

経営者目線で仕事する

10年以上の中小企業勤務を経て、私の問題意識は次第に「どうすればこの会社をもっと良くできるか」という事に向けられるようになってきました。
「経営者目線で仕事をしろ」とよく言われますが、私の場合は自然とそのような考えになっていきました。
これまでの会社員としての仕事を通して、如何に良い経営をするかという課題に取り組んでいきたいと思うようになったのです。
それが、私が中小企業診断士を目指した理由です。

もっと中小企業経営について勉強したい。
そして経営改善や業務改善を専門に仕事をする為のチケットとして中小企業診断士取得をきっかけにしたい。

そう考えています。


現時点では、独立するか副業かは決めていません。
どちらにしても合格しなければ意味がありません。
初心を忘れずこれから勉強を頑張っていきたいと思います。